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Archive for 3月, 2011

人材派遣でホールレディをしている女性の親戚

名士の家らしく、建物はすごく立派な家です。

親戚の多く、たくさんの方が納棺の時間を待っていた。

世話方の指示で、「時間励行で行ってください」

納棺の準備も終わり、時間待ちのとき、突然私に声をかけてきた若い女性。

「よろしく、お願いします」

「はい」

何処か会ったような・・

そうです、人材派遣でホールレディをしている女性だった。

故人の姪だそうです。

ホールでいつも、葬儀のお手伝いをしているのでしっかりしていたが、納棺は初めて観るらしく

「いいがに、してください」

よく言われる言葉です。

納棺の仕事で、「いいがに」とは何だろう! といつも考えます。

精一杯の仕事をするだけです。

故人は58歳の男性で、洋服を着ているそうです。

病院で、「着物と服どちらにしますか?」

遺族が、「洋服で」

動揺していたのだろうか、「洋服で」考えもなく答えたそうです。

最近、病院の傾向なのだろうか? 珍しい。

上半身に、ジャンバー・Yシャツ・シャツ、下半身はスラックス。

洋服は簡単にに脱がすことができ、難しくなく布団の中で脱がすことができました。

着せ替えが終わり、布団をはぐると、お孫さんが大きな声で泣きはじめた。

髭を剃り、遺族に顔を綿花で6人に拭いていただいた。

全員涙を流し、特に足の悪い母親が拭く姿が心に残った。

子どもを送る姿、いつもながらだが心を打たれる。

柩には、故人がいつも使っていた枕をひいて納めました。

また、お孫さんが書いた、おじぃちゃんの描いた絵を四枚納めてもらいました。

明日の葬儀は、台風が近づいてきているので心配です。

古い家で、造りがもろい

家は、けっこう古くところどころが腐って底がが抜けそうな家でした。

家の造りも、居間を通り狭い廊下そして仏間と狭い中を通らなくてはならない。

仏間も六帖、縁が二帖と八帖はあるが、タンスや飾り物もたくさんあり、納棺時も親族全員は中には入れない。

狭いながらも、中に入ったのは女性郡ばかり。

着せ替えも終わり、布団をはぐると「上手く着せるもんだね」

頭にドライシャンプーをすると、「頭を洗ってる」

次は、「髭を剃ってる」「鼻毛を切ってる」「鼻くそも取ってる」「化粧してる」

一回、一回、私の動作にものを申してる・・

柩の納棺するときは、男性郡が居間に待機しているので、

「柩にいれますので、男性の方よろしくお願いします」と声をかける。

また、女性郡は、柩に入ってる顔は

「生きているときと同じだね」と連発。。

「え~、まるで生きているいるよ」

「綺麗になったね」

とさまざまに、つぶやいていました。

そんな、特別なことをしたのではないが、女性郡はすごく喜んでいただいた。

また、出棺するときは狭い廊下を通らなくてはならない。

私とスタッフで柩の前後を持って柩を出しました。

故人もかなり体重があったので、腕には柩の跡がいまだに残っている。

大変、重かったよ~~。。

別の話だが、搬送車が家の前まで入るのに、マンホールの蓋を割ってしまった。

マンホールは普通、鉄で出来ているのだが、安く作ってあるのだろうか。プラスチック製で年数が経っているのでもろくも割れてしまったのだろう。

穴の開いた、マンホールの上には、ビール箱とタルキを置いて乗らないように防いだようです。

戦後に作られた家は、簡易に作られている家は、時代が物語っているかも。

お花を全部入れますかね。

お亡くなりなったのは、八十歳の女性。

病院へ遺体をお迎えに伺いました。

遺族は、息子さんでしょうか?男性が一人付き添っていました。

男性は車があるので、搬送車には乗車せず自分の車で家まで行くということで病院の駐車場まで共にして降りていただきました。

道中は長く、葬儀社さんと共に自宅に向かいました。

家に到着すると、おじぃちゃんが一人いて家を片付けていました。

仏間の六帖の部屋と並びの六帖の部屋は、綺麗に片付いていた。

おじぃちゃんに「遺体を寝かす、敷布団と着布団を用意してください」

掃除を一時止めて、家中を探してもらいました。

数分過ぎても、布団は用意されておらず、ウロウロを部屋を片付けている。

どうも、少し動転しているのか、痴呆があるのか行動がすごく変だ。

息子さんが到着すると、布団を一緒に探してくれました。

到着してから、布団が用意されたのが三十分後ぐらい経過していました。

枕飾りを用意して、日程を決めお寺様に連絡。

日にちが0時をまわっていたので、翌々日が葬儀になりました。

夏場なので、早めにということで、今日の夕方に納棺することに。

納棺時間に当家に伺うと、すっかり部屋も綺麗になっていて、親戚も二十人程度集まっていました。

相変わらず、おじぃちゃんは何かがしたくて、落ち着かない。

おじぃちゃんは、亡くなった女性の夫でした。

色白の女性で、化粧も薄化粧で口紅も薄く塗り、綺麗に仕上がりました。

「昔は大変な美人で、旦那さんはよくやきもちを妬いていたもんだよ」と親戚の女性が言っていました。

納棺をして、男性四人で柩に納めました。

柩に納棺花を入れてもらうときに、

「遺族の方からどうぞ・・」

柩の頭の上に置いておくと、おじぃちゃんからお花を入れてもらうと、いきなり花をわしづかみして菊の花からユリ、デンファレと次から次へと全部入れる様子。

私も気づき、途中であわてて止めて、親族の方にも少し残っていたので入れて頂きました。

全部入れる、遺族も初めてみました。

よく考えると、「それでもいいかな」

遺族でもない親戚が、お花を入れる? 誰が決めたのだろうか?

自然に行っていた行為だが、昔からだろうか?

いつから、納棺には親戚が集まるのか?

遺族だけでも良いのではないだろうか。

親戚の方はお花を入れたいのだろうか。ふと疑問に思った。

遺族の気持ち、親族の気持ちを大切に納棺をおこなっていきます。

他宗派で葬儀

13日に、90歳のおばぁちゃんが亡くなりました。

菩提寺が浄土宗で他県にあって、お盆ということもあって、18日以降でないと葬儀はできない。

そこで今回は、紹介で浄土真宗のお寺様に葬儀をおこなうことになりました。

娘さんが三人いて、長女が喪主をつとめました。

娘さん三人とも、少し個性が強く打ち合わせしても、一転二転してなかなか決まらない。

少し、珍しいケースで長女が商店街で雑貨屋を営んでいてそちらで住まいをしているらしく、新築を建てたが一度も住まいをしていません。

家には、台所もあるが、生活感がないためなにも無い。電気・水道はあるがガスがないためお湯は沸かせない。

そこで、住まいをしていないので、改めて「遺骨をどうするか」が問題になり、

一.新しい自宅に安置する。

一.長女のお店に安置する。

一.お寺に預ける。

一.すぐに、墓に入れる。

お骨をほったらかししたくないが、お店をやっている場所は、物が多く一人座るので精一杯。

これもなかなか結果がでなかったが、納棺の時間が過ぎていたので、結果的には、新しい自宅に安置して七日ごとにお寺様にお参りしていただくときに長女が家で待っているのでお願いしました。

浄土宗のお寺から、借りた仏様・七条を掛けて通夜・葬儀・初七日法要を行いました。

あごが上がっていて、口が開いているのをなんとかしてほしいと要望があり、頭に枕を二つ重ね、あごをタオルを当ててほぼ閉じることができました。

薄化粧をすると、「化粧をするの!!」

どうも初めて化粧をするみたような言い方をされましたが、

次女が、「若いときは化粧もしていたよ!」

もともと綺麗な顔立ちだったので、かなりいい感じなったと思ってます。

納棺には、男性が二人しかいない柩に入れる人数は私と含めて三人でした。

軽いおばぁちゃんだったので、無理なく納棺することができました。

おじぃちゃんが倒れたよ。

92歳のおばぁちゃんが亡くなりました。

大きい屋敷の床の間に遺体が安置してありました。

親戚も多く、子や孫そして曾孫と40人はどいただろうか。

喪主は、70代の長男。きりっとした男前・・

納棺のとき、どうぞ「出来るだけ、故人の近くで見守ってください」

奥の部屋からおじぃちゃん(故人の夫)が若い人たちにつながって床の間に連れてきました。

自宅療養中のおじぃちゃんに座ってもらうために、台所から椅子を用意されました。

座っていただいた場所は、故人の一番近くで故人の頭の左上に座っていただきました。

納棺を始めて、仏衣に着せ替えをしました。

布団をはぐると突然、頭の上で「ドターン」と鳴り響き、何が起きたかと振り向けば、おじぃちゃんが故人の頭の上の方で倒れているではないか。

長時間、椅子に座っていたので、具合が悪くなったのか、連れ合いの姿に動揺したのか定かではないが、意識を失うほどの倒れ方であった。

私は医者ではないので、どうしようもなく納棺を一時中断・・

親戚の若衆が、様子を伺いながら脳卒中の疑いもあるので、しばらく落ち着くまでそのままにしていました。

敷布団を用意して数人で布団を抱えるように、部屋まで運び込みました。

20分程度中断した後、故人を柩に納棺しました。

出棺したあと、おじぃちゃんの様子を伺ったが、以前として意識が戻らないので病院へ行くことになった。

あまり高齢の方や重病人には、「納棺の儀」は興奮させる要素があると想いしらされた。

荼毘式の納棺

浄土真宗の住職が亡くなりました。

事前の打ち合わせとして、世話方と話の中で、七条袈裟のことがテーマになりました。

各寺院に袈裟タンスがあるようです。(実際には見たことがないのですが・・)

住職や坊守が亡くなると、柩の上に七条袈裟と修多羅を掛けます。

七条袈裟と修多羅はピンキリはありますが、かなり高価なものです。

昔は、その七条袈裟と修多羅をそのまま柩といっしょに燃やしたものだとか。

そして、新たに門徒衆から寄付を受けて、七条袈裟と修多羅を購入したそうです。

そんな話を聞いて、門徒離れしているのは、

「お寺さんが門徒へ指導を行なっていない証ではないでしょうか?」

と問いかけると、言葉が無かった!

これじゃ~、まだまだ門徒離れが加速するのは当然でしょう。

いくら、仏法を語っても門徒が離れるはず!

お寺さんは門徒の寄付で成り立っている。

葬儀や法要をやっても門徒の少ないお寺は、現実に副職をもっているのが現状でしょう。

お寺が教えなければ、ならないことってあるでしょう。

子どもの教育を学校の先生に押し付け、モンスターペアレントなどという苦情および訴訟そのものを意識しての用語として日本で生まれるわけです。

子どもを育てるまでに、親の教育がなっていないのはお寺さんの指導が悪いようにさえ思えてきた。

ちょっといきすぎかな・・・?

ともかく、もう少しお寺さんも考えてほしい気がします。

お寺の納棺は、お勤めと同時に行います。

床の間ある部屋で、私と故人だけ。

つい立をして、親族や寺院は影からしか見えない。

独特な雰囲気の中で、納棺の作業を行う。

柩の中には、住職の衣を上に掛けて納める。

親族に納棺花を入れて頂き、柩の蓋を閉じる。

納棺の儀が終わると、四人の門徒衆が白衣に着替え、床の間の部屋からお寺の内陣に運ぶ。

入れ歯の経験度

突然に葬儀社から搬送依頼がきました。

自宅から葬儀社まで、少し時間かかり準備を整えていましたらあっという間に1時間程度過ぎてしまいました。

電話を受けてから約1時間20分ぐらいかかってしまい、お客様に迷惑をかけてしまった。

搬送して、自宅に安置をすると親戚関係が続々と弔問。

お寺様も、時間がかかったいたので安置と同時来られました。

遺体には、ドライアイス。

枕机をすぐに設置して、枕経をあげてもらいました。

葬儀も夜だったのでと事前に1件他のお客様がすでに入っていたので、即翌々日の葬儀日程が決定。

とことが、ここにきて、翌日の昼は30℃を越える暑い日でドライアイスがもたない。

昼には、10キロ入れていたのもほとんど無くなっていました。

追加で、もう10キロ入れて、腐敗を抑えるようにしました。

納棺のときは、すでに硬直がとれていて、ドライアイスが置いてある以外はもうゆるゆる!

入れ歯を用意されていて、口にきっちりとはめ込むことができ、顔の形が整った感じ。

何回も入れ歯を入れる経験をすると、簡単にできるようになった。これも経験がいりますね。

納棺で入れ歯を入れるのは決して綺麗なものではありません。

怖がって、なかなかいれない納棺師は多いのではないでしょうか。

入れ歯を入れるとどうしても、口が開きます。

あごの下にタオルで抑え、綿花で衿を作り綺麗納めさせていただきました。

柩が小さいではないか・・・

45歳の男性が癌で亡くなりました。

男性は、一年程病と戦っていましたが治療むなしく亡くなってしましました。

身体がもともと大柄で、とても病と闘っていたとは思えないくらいです。

話によると、かなり痩せたという。

頭髪はほとんどなく、苦しんで亡くなったという感じは受けなかった。

死後硬直が強く、手足がほとんど曲がらないほど・・

特に足は、硬直が強く足首が突っ張っていて、身長170cmぐらいだろうか?

柩に納めると、頭と足が柩に収まりきらない。仕方なく強引に膝を曲げてなんとか納めることができた。

柩の中には、いつも着用していた背広とワイシャツ、ネクタイを納め満足していると思った。

ここから問題がでました。

強引に膝を曲げて柩に納めた姿を見て、喪主の母親が、

「狭いところが嫌いなのに・・・」

非常に不満気だった。

遺体を葬儀会場に移動してから、数人の親族から

「もっと大きい柩は無いのか、故人が辛いではないか。」

と女性スタッフが聞き耳をして、我々に報告してきた。

即、社長の相談した結果、柩を変えることに決定。

190cm用の大きな柩を用意して、控えの部屋で遺族立会いの元、スタッフ四人がかりで大きい柩に移す事に。

通夜の時間もせまっていて、迅速が行動が要求された。

中に入れた、納棺花や遺品を取り除き、新しい棺内布団に移し、改めて遺族にお花を入れていただいた。

通夜が七時だったが、六時十分まで会場に移すことができました。

喪主の母親に丁重に頭をさげ、お詫びを申し上げました。

今回、柩に納棺する前に良い判断をしていれば、こんな事態はおこらなかったろう。

長年の納棺をやっているが、二度の納棺は初めての経験でした。

強引な姿を見せたのが最大の原因である、深く反省し今後も気をつけたい。

喪主の気持ち

火葬場が古くなったので、新しく市営斎場が先日オープンしました。

斎場が新しくなって、初めての納棺をさせていただきました。

とくに、葬儀社より注意事項がなかったのでいつものとおり、納棺の儀式を行いました。

「始める前に、柩に入れてあるものがありましたら、ご用意下さい」と尋ねてみました。

「特にありません」と喪主がいわれ、そのまま柩に納めさせていただきました。

突然、後から来られた親族から

「何か入れるものは、無いがか?」

「服でも、あろうが・・」

喪主の奥さんが、二階に駆け登り、故人の背広・ズボン・シャツを持ってこられました。

「これを入れたいのですが・・」

私が「どうぞ・・入れてあげてください」

こういうと、喪主が「柩の中に服飾品は入れてはならない、役所からもらった注意事項に書いてあるだろうが」

私にも、書類を突きつけられ質問を受けました。

「燃えるものならば、いいですよ」

そんな、言葉を気にしながらも背広・ズボン・シャツを入れていただきました。

シャツも綺麗に整えて入れられたのが印象的でした。

喪主は、新斎場のことで問題を起したくなかったのであろう。

いろいろと問題がありましたからね。

不安が取れない顔つきをしておられました。

こちらとしては、やはり遺族の思いをできるだけかなえてあげたい、っという気持ち強いのだろうか?

反面、喪主の気持ちも分からなくはない。

ナビ・事故・寝たきりかよ・・

今日は、いろいろあった。

午後4時、葬儀社で住宅地図を拡げて自宅を確認。

新しく購入したカーナビで、住所で検索。

目的地をに向かって、案内通りに走り続けたが、たどりついたのが別家・・・?

近くを見渡してみると、後ろの家に忌中幕が張ってある・・

ナビはいい加減なもんだなぁ~~。

そして、家の到着して車から道具を出していたら、突然「ドーーン・ドーン」と大きなおとがした。

振り向いてみると、黒い軽四が田んぼの中に横転していた。

5分前には私がその場を通っていたんだ。危なくまきぞえをくらうところだった。

当家の親戚のおばちゃんが、その軽四が横転するところを見ていたと言う。

おばちゃんパワーで周りじゅうに自慢げに話題をつくっていた。

親戚の方々は、その事故で盛り上がり4時になってもなかなか遺体の側に集まらない・・

「すみません・・時間ですので納棺をおこなってもよろしでしょうか?」

「お~~い、みんな集まれや・・」

少し遅れで納棺を始めました。

故人は、94歳の女性で寝たきりだったのだろうか?

身体が、ひどい曲がり方をしており満足に着せ替えができない。

90度横に曲がり、硬直が強くて元に戻らないしかもアゴが上がっていて最悪の状態。

膝も腰もはんぱじゃない・・

身体が小さいので、柩に収まったが顔が横を向いているのでバスタオルや病院で使っていた肩当てや枕を持ってきてもらい出来る範囲で顔を正面に向けることができた。

花入れが終わり、蓋を閉めると窓にアゴと鼻付いているではないか・・

あまりにも、バスタオルと枕で底上げし過ぎたかな。

腰を少し上げてなんとか調整できた。

最初からあまり良いことがなかった日だった。