Archive for 4月 15th, 2011
玄関から縁からか?柩はどちらから出す
浄土真宗本願寺のお寺様は、真宗でも作法にこだわった宗派でしょうか。
納棺の前にお勤めを行われます。
お勤めの後、法話をされる方(焼香の仕方、お経の意味などなど)
お勤めが終わると、経机を離れ親族全員に焼香をしていただいたりします。
納棺が四時からになっています。
今回は、四時からお勤めをしてから親族に焼香をしてもらいました。
私も廊下で、待っていると近所のお手伝いの女性から
「時間は大丈夫なの?」
「作法は大事ですから、焼香が終るまで待っています。」
しばらくして、後方の焼香にになり、
また、お手伝いの女性は、「お花入れるだけなので」
と、焼香は遠慮されました。
時間も過ぎて、四時二十分。
納棺を始めると、お勤め、焼香の後なので全員正座をしています。
「納棺は時間がかかりますので、どうぞ足を崩してください」
喪主を先頭に男性全員があぐらをかいた。
足を崩してからは、緊張気味だった親族も少し和んだような気がしました。
故人は八十八歳の男性で身体ががっしりした方で、かなり重い。
この時期にしては、かなりの汗をかいてしまった。
柩に納めたときも、肩幅も広く少し狭いような・・
肩をを少し上げ気味で納め、もう一度仏衣を整え、親族にお花を入れていただいた。
同時、故人の着ていた背広を柩に納めさせていただきました。
「柩はどちらから出しますか?」
喪主は、「玄関からでお願いしますが、前は縁から出したなぁ~」
私に「何で縁から出すの?」と質問され、
「玄関から出ると、また玄関に戻って来ようと迷うからです。昔からの言い伝えです。迷信ですがこの地域ではよくみられます。」
喪主の判断で、結論として「縁から柩を出す」と判断されました。
当家が迷っている場合は、質問に対してははっきり答えを出してあげることは、すごく大切なことだと思いました。